高い声は感覚で習得しよう!簡単にミドルボイスのコツを掴める感覚派のボイトレを紹介!!
頑張っても高い声が出ない。擦れた裏声しか出ない。高音を出すと喉が痛い。
高い声を出すことに関して、多くの方が様々な悩みを抱えていると思います。
ネットが普及したこのご時世。
高い声の出し方と検索をすれば、見切れないほど情報がヒットします。
”ミドルボイスの出し方”や”ミックスボイスのコツ”など
高音域の発生についての情報を見ていると、
高い声を出すための理論の説明がビッシリした文字で書かれているかと思います。
その手の記事や情報を見ていると、
「声帯閉鎖?声区融合?読んでもわからないよ。」
「理論はわかったけど結局どうやって高い声を出すの?」
「ありきたりなボイトレを試してもダメだった。」
「説明がわかりにくい。感覚的に学びたいよ。」
こんな風に思ったことはありませんか?
1つでも該当したそこのあなた!
理論ではなく感覚でコツを掴んでみませんか?
今回は理論ではなく、感覚で高い声の発声が学べるボイトレをご紹介します!
そもそも高い声とは
そもそも高い声って何種類かあるし、呼び名も語り手によってバラバラですよね。
感覚で学ぶためにも、ボイトレをする前に簡単な用語だけサラッとおさらいしましょう!
(※予習バッチリだよ!って方は飛ばして進んでいただければと思います!)
高い声に関する専門用語
高い声といえば、まず”裏声”が頭に浮かぶと思います。
この裏声にもいくつか種類があるので、整理していきましょう。
裏声の種類
裏声の種類は3種類あります。
・ファルセット ⇒ 息漏れの量が多い裏声
・ヘッドボイス ⇒ 息漏れの量が少ない裏声
・ミドルボイス ⇒ 地声と裏声の中間の裏声
このミドルボイスについては、裏声の1種という説と地声の延長であるという説があります。
これについては、どちらの認識でも間違いありません。
本記事では「高い声=裏声」というイメージを持たれている方が多いと想定しているため、裏声の1種として区別しております!
また、この時点で「息漏れって何?」と思われる方もいるかと思いますが、ボイトレをすることで感覚的に理解が出来るので、今はわからなくて大丈夫です!
高い声が出せる感覚派のボイトレ
さて、裏声の種類だけ頭に入ったら早速ボイトレをみていきましょう!
今回は教材と動画の2つをご紹介させていただきます。
感覚で高い声を出すコツが掴めるボイトレ教材
まず初めに教材からご紹介させていただきます。
参考書だと文理論的に学ぶことが一般的だと思いますが、この教材は違います!
この教材のボイトレはとてもシンプルで、
動物や生活の中で耳にする音を物マネするだけになります。
声優さんの実演CDが付属されており、聴きながら一緒に真似をするだけです。
教材には「実は今の声、○○っていう発声なんだ!」って説明がわかりやすいイラストでまとめられています。
発声自体のコツも「抑揚をつけて」とか「喉仏を下げて」とか言われるよりも、
元気のいいおサルさんのように「キーキーって声を出して」って説明された方がわかりやすいですよね!
このボイトレについて体験記事を書いていますので、気になった方はこちらをチェックしてみてください!
感覚派のボイトレレッスンが無料で見れる動画
続きましてボイトレ動画のご紹介です。
今回は数あるボイトレ系ユーチューバーの中でも、
一番わかりやすい動画を出している「Cyber Monkey TV」さんをご紹介致します!
Cyber Monkey TV (サイバーモンキーティービー)とは?
元気を歌うボーカリスト!kozy(コージー)さんが、感覚的にわかりやすいボイトレ動画を配信するユーチューブチャンネルです。
チャンネル名の"Cyber Monkey" は、Kozyさんが講師をされているボイストレーニングスクールの名前から取っています。
プロのボイストレーナーのレッスン動画を無料で観れるのが特徴!
kozyさんのノリのいい関西弁と話術で楽しくボイトレを体験することが出来ます。
おすすめ動画① ミックスボイスについて学ぶ
いきなりですが、ミックスボイスの説明動画になります。
タイトルにもある通り、ミックスボイスとはこういうことだ!
という説明を理論でなくわかりやすい感覚的なお話しでまとまっています。
”ミドルボイス”と”ミックスボイス”の違いを理解できる内容になっているので、
高い声を出すためにボイトレを始める際は、まずこの動画を視聴しましょう!
おすすめ動画② 正しい呼吸の仕方を理解する
続いては、発声で大切な「声の支え」についての解説動画になります。
喉声や怒鳴り声になってしまう悩みを解決する改善方法がまとまっています。
もちろんこの動画も理論は一切なし!
この動画で正しい呼吸の仕方が理解できれば大成功です。
おすすめ動画③ 歌いやすい口の開け方を覚える
正しい呼吸法を理解した上で、次は口の開け方を学びましょう。
口の開け方を意識するだけで、驚くほど高い声が出しやすくなります!
kozyさんの口元に注目しながら、覚えるまで何回も視聴することをおすすめします。
おすすめ動画④ 声の方向を感覚で理解する
「高い声を出すときは、頭の方に声を飛ばせ!」ってアドバイス。
ボイトレでは鉄板ネタですが、その説明じゃわからないよって方におススメです。
”眉毛を持ち上げる”っていうこの動画のアドバイス。
個人的にこの感覚が凄いハマって、楽に高音が出せるようになりました!
おすすめ動画⑤ 高音でも力まない発声のコツを掴む
高い声を出そうとすると喉を張り上げてしまう人には必見の動画です。
高い声ほど息の量を少なくすることをまず理解できればOKです!
息の調整が高音を出すために一番大切で一番難しいことなので、
この動画を観て毎日コツコツボイトレをすることをおススメいたします!
おすすめ動画⑥ すぐに高音を出したい場合は
とにかくすぐに高い声が出したい!というせっかちさんはこちら。
一度この動画を観て、即席で出せるか試してみましょう。
ここで良い感覚を掴めば、その後のボイトレも楽しくなるかと思います!
最後に
高音域の発声は、反復練習と正しい知識を理解することが重要になります。
だからこそ小難しい理論ではなく、感覚的に楽しく理解を深めていきましょう!
この世には、LiSAの紅蓮華を原キーで歌える男性ボーカルも数多くいます。
高い声を出すことを諦めずに頑張っていきましょう!
ではでは~!
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