シューマツよかよか倶楽部

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就職活動を妥協した結果、入社した会社が案の定ブラックだった件について。

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おはようございます。こんにちは。こんばんは。しらちゃんでございます。

  

今回は運悪く"ブラック企業"に入社してしまった僕が

 

☑どうしてその会社に入ってしまったのか?

☑入社して待ち受けていたことは?

☑今だから思うことは?

 

上記について語っていきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

どんな会社だったの?

 

通販EC事業の運営をメイン事業としていた会社でした。

 

入社当初は知名度もなく、面接を受けるまではショップ名を聞いたことがありませんでした。

 

 

ブラック会社に新卒で入社した経緯

 

①就活が上手くいかず、希望の会社から内定がもらえなかったため。

 

私が就活をしていた頃は、就活生にとって有利な状況だと言われておりました。

 

世間では"売り手市場"と呼ばれていて、それなりに活動をしていれば、職探しにそこまで困らないと油断していました。

 

決して就職活動を舐めていた訳ではなく、Twitterで"就活垢"を作成し、他大学生と情報交換をするなど積極的に取り組んでいました。

 

いい会社に入ってやるぞ!

 

と思いながら熱意をもって面接に臨んでいましたが、

 

結果としては、50社以上面接を受けて内定をいただけたのはたったの2社でした。

 

さらに言うと、入社した会社は10月1日の内定式に間に合わず、秋採用の滑り込みで受かった会社になります。

 

 

②面接に落ち続けて、早く就活を終わらせたいと焦っていた

 

内定をいただいていたもう1つの会社は、オフィス機器(プリンターやデジタルサイネージなど)をメイン商材として扱う中小の専門商社でした。

 

元々食品や日用品の商社を第一志望としていたが、面接で落ち続けていたこともあり、商社ならとりあえずはどこでもいいと、視野を広げて受けていた時に縁があって内定をいただきました。

 

オフィスが狭くて古かったり、営業車がMT限定車であったり、業界的にも富士ゼロックス大塚商会などの大手と比べても市場での優位性を感じていなかったが、

 

とりあえずここでいいか。残りの面接が終わったら就活を終わらせよう。

 

当時はこんな風に考えていました。

 

今だから思いますが、学生の頃はめんどくさがりすぐに妥協する癖がありました。

 

 

③たまたま面接を受けて即内定をもらったEC業界の会社に・・・

 

先ほどの話の続きになりますが、残りの面接、この中に新卒入社した会社が残っていました。

 

やる気のなさが前面に出た面接だったと今でも思う。

 

企業研究をまったくせずに当日を迎え、面接会場の最寄り駅に1時間前に着き、近くのマクドナルドで初めてその会社のHPを見ました。

 

 

面接で印象に残っているシーンがある。

 

 

「うちのサイトを見て改善したほうがいい点はありましたか?」

 

 

・・・しまった。HPはチェックしたけど肝心の通販サイトを全然見ていない。

もう他社で内定もらってるしどうでもいいや。適当に答えよう。

 

「商品が見つからなかったとき、サイト上で不具合があったときに問合せをする

窓口?がどこに表示されているのかわからなかったです。」

 

と適当に答えたら、「おぉ~よく見てるね!!」と褒められたのだ。

 

あれ???????? なんだかなぁ... まあいっか...

 

そんな感じで適当に望んだ会社の面接で、適当に答えた回答をして内定をもらうことができました。

 

内定をもらってから色々と調べた中で、EC市場は成長しづつけており、今後も明るい見通しである。

 

などといった明るいニュースが多いという安易な理由で入社を承諾してしまったのだ。

 

 

 

入社後に待ち受けていた現実

 

①思っていた業務内容と違っていた。

 

私が就いた職種というのが、バイヤー職でした。

 

バイヤーといえば、センスのある服や小物を見つけてきて仕入れてくる。

 

といった華やかなイメージでしたが、現実は違っていました。

 

実際は転売ヤーせどりと同じような仕事でバイヤーという職種で採用されていることに違和感を覚えていました。

 

また、仕入業務だけでなく慢性的な人手不足だったこともあり、

 

倉庫業務”、”コールセンター”、”経理業務”まで、他部署の仕事を全て押し付けられる”御用聞きのような役回り”でした。

 

 

サービス残業が当たり前だった

 

就業開始時間の9時より早く来て作業する時間。"朝残業"は認められず無給でした。

 

それにもかかわらず、8時30分から清掃、8時45分から全体朝礼がありました。

 

これだけで毎日30分の"ただ働き"です。

 

 

また、入社1年目の平均的な業務時間ですが、

朝:6時半出社 ~ 夕方:20時退社 でした。

 

繁忙期は昼休憩も取らせてもらえず、同期が休憩室で楽しく雑談している中で、一人デスクでパンをかじりながら涙をグッとこらえて働いていたことを今でも忘れません。

 

③仕事を教えてもらえなかった

 

基本的に仕事は自分で覚えるというスタンスで、配属までの研修が3日しかなかったが、すぐに戦力として取引先を渡されて営業活動をさせられました。

 

当時教育担当だった先輩は、とても優秀な1個上の新卒入社組の方でした。

 

気さくで話しやすい先輩でしたが、先輩が毎日上司に理不尽な理由で怒鳴られていたこともあり、質問できる雰囲気じゃないな。と、右も左もわからない仕事を時間をかけて毎日こなしていました。

 

当然、自己流で仕事を進めていたためミスが起きます。

いや、当時はそれがミスであることに気づいていませんでした。

 

なぜなら仕事の手順を教えてくれなかったから

 

結果、直属の上司や部長のデスクの前に毎日立たされて怒鳴られていました。

 

初めの頃は「わからないので教えてもらませんか?」とお願いをしていましたが、

 かえってくる言葉はいつも決まっていました。

 

「何も考えず聞いてくるな!これだからお前は何もできないんだ!頭を使え!」

 

そうして私は一ヶ月経たないうちに、"教えてもらう"ということはあきらめていました。

  

毎日怒鳴られる日々の中でも、とくに印象深い言葉があります。

 

 

「仕事が辛いだと?自分で取引先も取ってこれないくせに。

先輩にもらった会社でラクしてるんだろ?甘えやがって!もっと感謝して働け。」

 

当時の部長に言われた言葉です。

 

これを聞いた時、今まで自分の意思がなく適当に妥協して生きてきた自分は、この言葉がパワハラであり、明らかにおかしい。と気づくことが出来ませんでした。

 

 

上司や部長に認めてもらう。先輩に迷惑をかけない。

この一心で、誰よりも早く会社に行き、誰よりも必死に働くことになったわけです。

 

一時期はあまりの緊張感と疲労で自律神経を壊してしまい、仕事の話をすると真冬でも汗がとまらないくらいストレスでおかしくなっていました。

 

今でも通院してますが、一度壊すとなかなか治らないものです。

 

 

④給料が低かった

 

これは入社する前に気づけよ!と思われる方もいるかと思います。

 

決して月給は低くはありませんでした。

 

入社当初は額面で月給20万だったため、ごくごく一般的だと思っていましたが、会社側の搾取のからくりに気づいたのは、入社後の人事研修でした。

 

 

月給20万

これは、基本給に色々な手当てが含まれた総額の金額ということです。

 

新卒入社した会社は、基本給がなんと10万円でした。

 

△△手当。○○手当。など色々な項目で、合算してようやく月給20万だったのです。

 

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3年以上勤めても、基本給11万5000円でした。

 

 

これが影響してくるのがボーナスです。

 

普通の評価を取ると2か月分ボーナスをもらえる。

と話を聞いてたが、基本給 × 2か月分 だったのです。

 

これの何がひどいかというと、たったの20万しか払っていないくせに、就活サイトでは、年間平均賞与4~5か月分と謳えるわけです。

 

この時に初めて、騙された!と思いましたね。

 

年収は世間の派遣社員並み。退職金の積み立てはない。といった劣悪な環境だったことを入社時に知ることが出来なかった。

 

これは自分にも非があることだと思っています。ちゃんと調べずに安易に入社してしまった罰です。

 

これからの就活生に同じ思いはしてほしくはありません。

"月給"と"基本給"。求人の表記をしっかりと確認してみてください。

 

 

 

今だから思うこと

 

就職活動をする中で、学生側が知りたいことってこんなことだと思います。

 

☑ 給料やボーナスって正直どうなの?

☑残業時間でぶっちゃけどのくらいなの?

☑職場の雰囲気ってどうなの?怒鳴られることって多いの?

 

ぼくはこの3点が働く上で重要だと思っていました。

 

 

ただ、この3つのことを面接で聞いてもハッキリいって無駄です。

 

では、どうすればいいのか。

ずばり"内定後に個別面談"をしてもらうことです。

 

出来れば前の年に入社した社員であることが望ましいです。

 

自分自身、内定者と個別面談を数回したことがありますが、当時知りたかったことを全てありのまま話しました。

 

現実を知った上で入社する学生も入れば、ビビッて辞退する学生もいました。

 

ただ本当に良い会社であれば、個別面談で社員から愚痴や不満話が出ることは少ないですし、人事側も自分の会社がいいと思っていれば、安心して若手社員を回してくれます。

 

 

自分も転職した際、内定後に面談とオフィス見学をお願いしました。

 

実際に気になる”3点"を聞くことが出来て、最後は自分の判断で承諾し、入社しましたが思った通りの会社でした。

 

ミスマッチをなくすためにも、内定をもらったあとのアクションが大切だな。と実感しています。

 

 

 

まとめ

 

長々と語っていきましたが要約していきます。

 

・給料や制度、職場環境を知らずに入社すると痛い目にあう。

・就活で妥協することはよくない。後悔をしてしまう。

・聞きたいことは内定をもらってから。先輩社員に個別面談してもらう。

 

この3点を頭の片隅に閉まっておいていただければと思います。

 

これから就職活動をする学生さんも、転職活動をされる社会人さんも、入社後に後悔のないようにしましょう!!!

 

 

良かったらこちらも一読いただけますと幸いです。

 

私がこの会社で学んだことも記事にしています。

shira3356.hatenablog.com

 

 こちらは実際に言われたパワハラ発言集です。

shira3356.hatenablog.com

 

こちらは就活の参考になる動画をまとめた記事になります。

shira3356.hatenablog.com

 

こちらはブラック企業をテーマにした無料のスマホゲームです。

 

shira3356.hatenablog.com

 

 

ではでは~!!