おはようございます。
こんにちは。こんばんは。
しらちゃんでございます。
日本の3大ECモールって聞いたことはございいますか?
"アマゾン" ”楽天” ”ヤフー"
これら3社のことを指します。
ネットで何か買おうかな。と思ったとき、
多くの人がこれらのECモールでまず商品を探すかと思います。
でもみなさん。
これら3社のどこで買おうか。どこがお得なのか。
ちゃんと考えたことはありますか?
私の周囲では、
「安いと言えばアマゾン!アマゾンで商品を探せば間違いない!」とか
「携帯はソフトバンクだし、買い物もヤフーがお得!」とか
様々な意見がありました。
でも、EC業界に身を置いていた私からすると、
1つのモールだけを利用するって非常にもったいないです。
お買い得に商品を買いたい方は、
各商品カテゴリごとに使うサイトを変えるべきです!
特に生活に関わる家電製品。
決して安い買い物ではないので、
少しでもお得に買いたいですよね?
今回は3大ECモールの特徴と、
それぞれのサイトで買うべき商品。
家電に絞ってご紹介させていただきます!
まずはじめに
今回の記事では、あくまで”家電”に絞って語っていきます。
サイトごとのメリットにおいても家電目線での意見のため、
日用品や家具などの購入の場合には、
各サイトでまた違ったメリットがあるかと思います。
また、説明しなくてもご存じの方が多い思うので
各3社の概要などの説明は省略させてもらいます!
日本の3大ECモールの特徴
アマゾン
メリット①:優れた配送サービスと明確な到着日。
アマゾンでは、一部地域を対象に
”当日お急ぎ便”というサービスを展開しています。
これは、所定時間までの注文分に対して、
当日中に商品をお届けするというサービスになります。
これまで、ネットでも買い物は
早くても当日出荷・翌日着。というイメージがあった所を
アマゾンがその壁を壊してくれた。ということです。
それだけでなく、通常注文でも、
何時までに注文すればいつ届くか。が明確なので
購入者の納期に対する不安を取り除き、
ストレスなく買い物を楽しめるような売り場になっています。
※お届け日の横に、注文の締め時間が記載されている!
メリット②:圧倒的な商品数。
3社の中でアマゾンが一番出店のハードルが低いことや、
世界中でサービスを展開していることもあり、
海外製の家電の出品数が桁違いに多いです!
例えば、ワイヤレスイヤホンで検索してみます。
これら無名ブランドのイヤホンは、
あらかた、中国の工場で作っているPB品です。
実際の品質はどれも一緒だと思いますが、
こういった安いノーブランド家電が
アマゾンには大量にあります。
メリット③:送料無料のハードルが低い
アマゾンから出荷される商品については、
2000円以上の注文で送料無料となります。
家電であれば安いものでは2000円以上は当たり前。
つまり実質無料って考えで買い物ができます。
デメリット①:ポイント付与はほとんどない。
とにかく還元率が悪いです。
また、全ての商品にポイントが付いているわけではありません。
ただでさえ少ないのに、アマゾン以外でポイントの使い道がないので、
楽天、ヤフーと比較すると大きく劣っています。
デメリット②:大型商品が弱い
amazonは強みと言えば、
各地に大型倉庫拠点を構えていることですが、
倉庫スペースを占領してしまう
エアコンや洗濯機や冷蔵庫などの大型商品を嫌う傾向があります。
出品がされていない。ということはないですが、
アマゾン本体が大型商品は在庫として
あまり買い付けをしないため、仕入れ値も高いです。
他社比較しても売価が高いので気をつけましょう。
※一人暮らしサイズの洗濯機とかは得意みたいです。笑
楽天市場
メリット①:ポイント還元がとにかく凄い!
”楽天経済圏”という言葉があり、
楽天のサービスの利用状況に応じてポイント付与率が変わります。
クレジットカードや楽天モバイルを利用している方は
通常の買い物でも多くのポイントを獲得できます。
メリット②:セールイベントが豊富!
1番と通ずる話ですが、
ポイント付与アップやセールのイベントがとにかく豊富です。
ここから、カレンダーを見ることが出来ます。
どうですか?毎週様々なイベントが行われています。
中でも、注目のイベントはこちら。
楽天カードの利用が条件ですが、ポイント5倍です!
欲しい商品が見つかった時は、カートに入れておいて、
5と0の付く日に合わせて注文するだけでポイントがたくさんもらえます!
また、楽天ポイント自体がコンビニをはじめ
様々な店で利用できるため、アマゾンと比較しても
ポイントの価値自体がそもそも高いです。
メリット③:楽天ビックの誕生
楽天はアマゾンと違って自社販売には参加せずに
モールサイトとしての役割に従事しておりました。
が、しかし。
2018年4月。大手家電量販店のビックカメラと事業提携し、
楽天ビックをオープンしました。
市場のシェアを一気に奪いに来ています。
この施策によって楽天に出店している他の家電店も
負けじと奮闘することでいい感じで価格競争が起こっているため、
楽天で家電を買う。というイメージが
消費者にもかなり浸透してきています。
デメリット①:商品到着日が出品店舗によって異なる。
アマゾンと違って納期が不透明な表記になっています。
店によっては、3~5営業日に発送予定。などと
余裕を見て曖昧な納期表記をしているところも多く、
到着日が読みにくいといったデメリットがあります。
ヤフーショッピング
メリット・デメリットは・・・
・・・すみません。
ヤフーのメリット・デメリットですが、
私からすると、楽天市場とまったく同等という認識です。
ポイントについては、
ソフトバンクユーザー、ヤフーカードユーザーであれば
ポイントをたくさん稼ぐことができます。
自分が利用しているサービスが、
楽天なのかヤフーなのかの違いだけです。
ただ、楽天市場のほうが売上規模が大きい分、出品店舗も多いですし、
ポイント還元率も楽天のほうが基本的に大きいです。
ちなみにヤフーでも"5のつく日"というイベントがあります。
楽天はこのイベントをパクって
ヤフーの売上を奪いとっている背景があります。笑
つまり、ヤフーは楽天の下位互換です!
家電購入:おすすめのモール
①黒物家電(テレビ、オーディオ機器など)
こちらはアマゾンがいいでしょう。
上記で挙げた通り、PB品の出品量が圧倒的に違います。
また、このジャンルについては、
アマゾンが家電ジャンルで最も得意なカテゴリーになるため、
一流メーカーの商品も大量に買い付けています。
商談の際にメーカーの営業マンに話を聞くと
小さな店では考えられないくらい仕入れしてます。笑
ポイントを差し引いてもアマゾンがお得な場合が多いので、
まず商品を探すときはアマゾンで調べることをおすすめします!
②生活家電(洗濯機、冷蔵庫、炊飯器など)
こちらは楽天での購入を強くおすすめします。
理由として、楽天の会員比率にあります。
楽天は他モールと比較して、女性会員の比率が
かなり高いと言われています。
「アマゾン」「楽天市場」が約4000万人で拮抗、「Yahoo!ショッピング」は2645万人【ECサイト月間利用者数】 | ネットショップ担当者フォーラム
上記、比率を示した記事ではないですが、
参考になるかと思います。
話を戻しまして、
洗濯機や冷蔵庫、ドライヤーや炊飯器などは
基本的に家事を担当する女性がメインで使用されますよね?
各出店舗もその傾向を分析して、
このカテゴリはこのモールに注力して売っていこう!
と戦略をもって販売しています。
例を挙げると...
ヤマダ電機 ヤフー
比較してください。ポイントを。
楽天の(7倍+9倍)という表記ですが、
前記の7倍に関しては、先ほど説明したSPUによる
会員ごとのランクの付与なのでこちらを無視します。
それでも商品単体でポイント9倍がついてます!
ヤフー店は1倍なので大きな差があります。
※各サイトの販売価格、ポイントについては
2020/3/24(火)現在の情報となります。
③情報家電(パソコン・スマホ)
こちらは、ヤフーがおすすめです。
パソコンなどの情報機器、ガジェット系の商品は
男性が関心のあるジャンルですよね。
ヤフーは楽天とは違い、男性の会員が多いんです。
一説によると、お金を持っている40代の層も多いとのことです。
PC専門店でモールはヤフーにだけ出店してるお店も多いので、
とくに再生品などのアウトレット品は、
ヤフーで探すとお値打ち品が多く見つかりますよ!
④理美容品(シェーバー・ヘアケア家電など)
こちらは、楽天・ヤフーをおすすめします。
先ほどの説明でなんとなくわかったと思いますが、
男性が使うものが安いのはヤフー。
女性が使うものが安いのは楽天。
この法則で見てみましょう。
まずは男性が使うものは...
比較するとヤフー店のほうが売価設定がお得ですね。
続いて女性が使うものは...
楽天のほうがポイントが高いのと
200円引きのクーポンが付いていますね。
(ヤフーはクーポンついていませんでした。)
こうして見るとやっぱり同じ店でもモールごとに
売価やポイントを変えていることがわかります!
まとめ
上記の内容を要約すると以下の通りになります。
・黒物家電はアマゾンが商品点数・価格ともに強い
・女性が関心のある商品は楽天が安い。(生活家電・理美容品など)
・男性が関心のある商品はヤフーが安い。(情報家電・シェーバーなど)
・同じショップでも出店モールごとに設定売価・ポイントが異なる。
・アマゾンが一番安い!は間違いです。
いかがだったでしょうか。
家電は決して安い買い物ではありません。
少しでもお得に買うために、
ぜひこれを参考に商品を探してみてはいかがでしょうか。
ではでは~!